透明性の確保
診断ツールの採点方法について
当社が提供する2つの無料診断ツール「老後対策タイプ診断」および「事業承継セルフチェック」について、どのような質問・配点・判定の仕組みで結果を算出しているかを、透明性の確保のためすべて公開しています。
第1 本ページの位置づけ
本診断は、いずれも簡易な質問への回答内容に基づき、あらかじめ設定されたロジックにより機械的に結果を算出する簡易的なツールです。以下に示す配点や閾値は、後掲の公的資料が示す課題の重要度をふまえた相対的な重み付けであり、絶対的・科学的な基準ではありません。
- 本診断は、簡易な質問への回答内容に基づき、あらかじめ設定されたロジックにより機械的に結果を算出する簡易的なツールです。個別具体的な事情を反映した専門的な助言を提供するものではありません。
- 本診断の結果は、老後対策・事業承継対策の方向性を検討するための一般的な参考情報を提供するものにすぎず、法的助言、税務助言、財務助言その他の専門的な助言に代わるものではありません。
- 個別のご事情に応じた具体的な対策の要否・内容を検討される場合には、弁護士、税理士、司法書士等の専門家にご相談ください。
- 当社は、本診断結果の正確性、完全性、有用性、特定目的への適合性その他一切について、明示又は黙示を問わず、いかなる保証も行いません。
- 本診断結果に基づく判断・行動により、利用者又は第三者に生じたいかなる損害についても、当社は責任を負いません。
- 本診断は、法令改正、判例変更、実務変更等を必ずしも反映するものではありません。診断結果をご利用の際は、最新の情報を専門家にご確認ください。
第2 参照した公的指標
配点・閾値・判定の考え方は、主に次の公的資料を参考にしています。
相続税の申告事績の概要(国税庁)
課税割合・課税価格の実態を、財産規模に関する区分の参考としています。
認知症および軽度認知障害の有病者数の将来推計(厚生労働省研究班)
判断能力の低下に備える必要性・緊急度の重み付けの参考としています。
成年後見関係事件の概況(最高裁判所事務総局家庭局)
法定後見の利用実態と、事前の任意後見契約の意義の参考としています。
事業承継ガイドライン(第3版)(中小企業庁)
事業承継の課題(人・財産(税負担・分散防止)・債務保証・資金調達)の網羅性と、配点の重み付けの参考としています。
中小M&Aガイドライン(第3版)(中小企業庁)
後継者不在の実態を、後継者に関する配点の重み付けの参考としています。
各資料は、発表元(国税庁・厚生労働省・裁判所・中小企業庁)の公式サイトでご確認いただけます。
第3 老後対策タイプ診断の採点方法
1 診断の仕組み
本診断は、点数の合計ではなく、回答内容の組み合わせによって「専門家への個別相談をお薦めするタイプ(A系)」か「本サービスがマッチしやすいタイプ(B系)」かを判定する方式です。あわせて、ご年齢・ご健康の状況から、対策着手の緊急度を判定し、結果に重ねて表示します。
2 質問(全11問)
Q1ご年齢
59歳以下/60〜69歳/70〜74歳/75〜79歳/80歳以上
Q2現在のご健康や判断能力
健康で支障なし/通院はあるが判断能力に不安なし/判断能力の低下に不安を感じることがある/医師から認知機能に関する指摘を受けたことがある
Q3配偶者の有無
配偶者がいる/いない(死別・離別)/いない(未婚)
Q4お子様
いない/1人/2人以上
Q5その他の相続に関わりうるご家族(複数選択可)
前婚の子等がいる/子がおらず兄弟姉妹等が相続人になりうる/相続人に判断能力の不安がある方がいる/相続人に行方不明の方がいる/特に当てはまるものはない
Q6保有されている財産の種類(複数選択可)
預貯金/有価証券/自宅の不動産/自宅以外の不動産/自社株/その他
Q7財産の総額の概算
4,000万円以下/4,000万〜1億円/1億〜3億円/3〜5億円/5億円以上/わからない
Q8相続税の発生可能性の認識
かからないと思う/わからない/かかる可能性が高い/既に税理士等に指摘されている
Q9ご家族の関係について将来揉める懸念
心配はほとんどない/大きな心配はないが備えたい/多少の懸念がある/可能性が高いと感じている
Q10相続財産を経済的に頼りにしているご家族
特にいない/一部にいる/複数いる・強く頼りにしている/わからない
Q11財産の引き継ぎ先の希望の明確さ
明確に決まっている/おおよそ決まっている/まだ決まっていない/特定の方に渡したくない等の事情がある
3 判定の順序
次の順に判定し、最初に当てはまったタイプを診断結果とします。
- Q6で「自社株」を選択 → A1 経営者・事業承継検討型
- Q9で「可能性が高い」、Q10で「複数・強く頼りにしている」、またはQ11で「特定の方に渡したくない等」 → A3 紛争懸念型
- Q7で「3〜5億円」「5億円以上」、Q8で「税理士等に指摘」、Q7「1〜3億円」かつQ6「自宅以外の不動産」、またはQ5で複雑な家族関係に該当 → A2 資産複雑・高額型
- Q3で「配偶者がいる」 → B1 配偶者保護型
- Q3で「配偶者なし」かつQ4で「子いない」 → B3 おひとりさま型
- 上記のいずれにも当てはまらない → B2 標準準備型
4 緊急度の判定(全タイプ共通)
- Q2で「認知機能に関する指摘」 → 最優先(今すぐ着手)
- Q1で「70歳以上」、またはQ2で「判断能力の低下に不安」 → 早期着手を推奨
- 上記以外 → 通常
第4 事業承継セルフチェックの採点方法
1 診断の仕組み
各質問の選択肢にあらかじめ配点を設定し、その合計点(0〜100点の範囲)によって、事業承継への早期着手の必要度を5段階で示す方式です。後継者の不在や経営者の高齢など、公的資料が重視する課題ほど高い配点としています。既に実施済みの対策は減点します。
2 質問・選択肢・配点(全14問)
Q1業歴
10年未満(0)/10〜30年(1)/30〜50年(2)/50年以上(3)
Q2年商規模
1億円未満(0)/1〜5億円(1)/5〜10億円(2)/10〜30億円(3)/30億円以上(4)
Q3従業員数
10名未満(0)/10〜30名(1)/30〜100名(2)/100名以上(3)
Q4経営者の年齢
50歳未満(0)/50〜60歳(3)/60〜70歳(8)/70歳以上(12)
Q5経営者の健康・引退意向
健康で引退予定なし(0)/健康だが引退検討(2)/健康に不安があり早期承継検討(5)/既に承継進行中(0)
Q6後継者の候補
候補あり・意思確認済(0)/候補あり・意思未確認(7)/社内登用を検討中(8)/親族内に候補なし・M&A等(10)/全く決まっていない(15)
Q7後継者との関係性
親子(0)/配偶者(1)/親族(2)/社内(3)/社外(4)/該当なし(5)
Q8後継者の経営能力・準備
中核を担い十分な能力(0)/関与しているが習熟段階(2)/ほとんど関与なし(4)/不明・該当なし(5)
Q9自社株評価の把握
評価済み1億未満(2)/1〜3億(5)/3〜10億(8)/10億以上(10)/把握していない(8)
Q10納税資金の準備
確保済み・税制で手当済(0)/一部確保(3)/相続税がかかるか不明(5)/未確保・未検討(6)
Q11自社株の保有状況
経営者がほぼ100%(0)/経営者と親族(2)/社外株主も含め分散(5)/社外株主の比率が高い(8)
Q12相続人の意思・紛争の兆し
全員が同意(0)/話し合っていない(3)/一部に引き継ぐ意思がない可能性(5)/既に紛争の兆し(7)
Q13経営者保証
保証はない(0)/保証はあるが引継ぎ・解除を検討済み(2)/保証があり未検討(6)/不明(4)
Q14実施済みの対策(複数選択可・減点)
遺言(−3)/種類株式(−5)/持株会社化(−5)/信託(−5)/生前贈与・売買(−3)/経営承継円滑化法(−4)/M&A検討(0)/何もしていない(+25)
3 リスクレベルの判定(合計点による5段階)
緊急
80点以上
複数の重大な課題が重なっている状態
高
60〜79点
主要な課題が未対応の状態
中
40〜59点
一部に課題がある状態
低
20〜39点
大きな課題は少ない状態
安心
19点以下
現時点で大きな課題は見られない状態
4 配点の考え方
- 後継者の不在(Q6)を最も高い配点としています。後継者未定は事業承継における最大の課題であるためです。
- 経営者の年齢(Q4)を高い配点としています。高齢は、承継の準備に使える残り時間の短さを意味するためです。
- 納税資金(Q10)・経営者保証(Q13)は、事業承継の重要な課題でありながら見落とされやすいため、独立の質問として設けています。
- 相続人の意思・紛争の兆し(Q12)は、資料では数値化されにくい要因ですが、実務上重要なため配点しています。
第5 更新履歴
令和8年 月 日 本ページを公開しました。
